今日から始まりました。とりあえずなんとなくの思いつきではじめたblogです。どのようになっていくか、それ以前にちゃんと続けることができるのか...
というわけで本日第一回目の鑑賞記は、"I am sam"(NTV系 05/3/5 21:03)です。
映画やドラマって、動物や子供が登場すればそれだけでなんとなく騙されて感動してしまう私としては、この手の映画は反則である、と食わず嫌いを続けています。この作品も公開時に話題となっていたのは知っていましたが、見ようとは思いませんでした。
というわけでこの映画は今夜がはじめてです。
子供に加えて、その子のおとうさんは知的障害を持っているという設定で、「泣き」の要素はばっちりです。迂闊に泣かされないようにしなくては...
ダコタ・ファニング嬢の評判は聞いていましたが、この子の演技というか表情には、確かに思わずグッときてしまいます。これは天性のもので、努力とか練習とかで何とかなるものではないものでもあるでしょう。
ハリウッドで成功した子役は、その後あまり幸せな人生を送れていないケースが多いようです。この子には幸せになってほしいですね。
もう一人、主人公のサムを演じるショーン・ペン。こちらの7歳児ぶりはさすがに圧巻です。知的障害など心に障害のある役というのは演技派俳優の課題演技のようなものとなっていますが、当然ではあるものの見事にやってのけたペンだけでも見る価値があるかもしれません。
ファニングとペン、この二人がすべてと言い切ってしまっていい映画だと思います。演出もミシェル・ファイファーも、この二人のためにあったように見えました。
というわけで、製作者の思惑通りに裁判所のシーンでグッときてしまった私でした。
でも、実際のところは検事さんの言うとおりにしたほうがいいんだろうなあ...と思う私は不純でしょうか?
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