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クライシス・オブ・アメリカ

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新造人間キャシャーン

 いなかのローカル放送局は、ときどきすごく懐かしい番組を放送してくれます。昨日、深夜に帰宅し何気なくテレビをつけてみたら、我が地元のとちぎテレビで懐かしい雰囲気のアニメをやっていました。しばらくみていると...おおお!「キャシャーン」(05/03/15 23:00)ではありませんか、しかも第一話、「新番組」です!!もう少し早く帰ってくればよかった。
 小学生の頃には、再放送で何度となく観ていたキャシャーンですが、第一話はみたことがありません。初めてキャシャーンの誕生に立ち会うことができました、かなり感激。まるで「ザ・フライ」のような誕生にびっくり。

 エンディングタイトルもおそらくオリジナル放送当時のままのクレジットで、これまた初めて見ることができました。ローカル放送はときどき最高です。

 ほんとはどちらかといえば「破裏拳ポリマー」派なんですけどね...

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インソムニア

 アル・パチーノ主演「インソムニア」(TV asahi 05/03/13 21:05) です。
 アル・パチーノです、彼の出演する映画は他の要素がどうであれ観る価値があると思います。

 この映画は劇場公開時に観たことがあります。「メメント」のクリストファー・ノーラン監督ということで、また奇をてらった内容だろうと思っていたのですが、あまりにオーソドックスな映画になっていたので逆にびっくりしたことを思い出しました。
 パチーノの寝不足演技はもちろんのことですが、脇もしっかり固まっています。もっとサイコっぷりを見せたかったであろうロビン・ウィリアムズ、今やオスカー像を2つも持っているヒラリー・スワンクがそれぞれおさえた演技で雰囲気を出しています。
 こういう作品ほど、本当は劇場でじっくり腰を据えてみたいものです。

インソムニア

Uボート

 本日2本目です。
 「Uボート」(フジ 05/3/5 26:00)、私の中では潜水艦映画の決定版です。このあともいろいろな潜水艦映画が製作されましたが、これらは全然お話にならないものばかりです、少なくとも「潜水艦映画」としては。
 この映画は暗くて狭くて湿っぽい艦内、油や汗のにおいが満ちて空気が薄い環境に長期間さらされる乗員。こういった状況を徹底的に一人称的に表現し、艦内の圧迫感を観客にも伝えてくれます。終盤、浸水をやっと止めたシーンで艦長が「よくやった」と言うあたり、見ている私も本気でほっとしてしまいます。やっとの思いで浮上した後に新鮮な外気を吸うため、ハッチの周りに集まる乗員といっしょになって呼吸が荒くなってしまったり...

 番組中「ローレライ」のCMが盛んに流れていましたが、CMで見る限りこの中に出てくる潜水艦内は明るく広く、なんか快適そうに見えます。大戦中の潜水艦をみたことはありませんが、たぶんこんなじゃないはずです。だいたい女がいるじゃないか!なんだこりゃ?美人だけど...
 妻夫木君の軍服は最後まできれいなんだろうなあ。

 話をUボートに戻すと、ラストがこれまた切ない。終わった後もしばらく余韻が残ります、何度観ても。
 ペーターゼン監督には、もう一本こんな映画を撮ってほしいものです。

 もともとこの作品、テレビシリーズとして製作され全編6時間近くもあるらしいです。一遍観てみたいなあ。というわけでアマゾンを検索してみたら、ありました!

Uボート...DAS BOOT amazon.co.jp

I am sam

今日から始まりました。とりあえずなんとなくの思いつきではじめたblogです。どのようになっていくか、それ以前にちゃんと続けることができるのか...

 というわけで本日第一回目の鑑賞記は、"I am sam"(NTV系 05/3/5 21:03)です。
 映画やドラマって、動物や子供が登場すればそれだけでなんとなく騙されて感動してしまう私としては、この手の映画は反則である、と食わず嫌いを続けています。この作品も公開時に話題となっていたのは知っていましたが、見ようとは思いませんでした。

 というわけでこの映画は今夜がはじめてです。

 子供に加えて、その子のおとうさんは知的障害を持っているという設定で、「泣き」の要素はばっちりです。迂闊に泣かされないようにしなくては...

 ダコタ・ファニング嬢の評判は聞いていましたが、この子の演技というか表情には、確かに思わずグッときてしまいます。これは天性のもので、努力とか練習とかで何とかなるものではないものでもあるでしょう。
 ハリウッドで成功した子役は、その後あまり幸せな人生を送れていないケースが多いようです。この子には幸せになってほしいですね。

 もう一人、主人公のサムを演じるショーン・ペン。こちらの7歳児ぶりはさすがに圧巻です。知的障害など心に障害のある役というのは演技派俳優の課題演技のようなものとなっていますが、当然ではあるものの見事にやってのけたペンだけでも見る価値があるかもしれません。

 ファニングとペン、この二人がすべてと言い切ってしまっていい映画だと思います。演出もミシェル・ファイファーも、この二人のためにあったように見えました。

 というわけで、製作者の思惑通りに裁判所のシーンでグッときてしまった私でした。

 でも、実際のところは検事さんの言うとおりにしたほうがいいんだろうなあ...と思う私は不純でしょうか?

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