ペイ・フォワード(FUJI-TV 06/04/07 2:30ごろ)
テレビのチャンネルを何気なく変えたらやってました。ER救急救命室のファンとしては、ミミ・レダー監督作品は「ディープ・インパクト」「ピースメーカー」と一応劇場でチェックしていたので、この作品も劇場まで行こうかとは思っていたのですが、事前にプロットというかあらすじを聞いてしまい????な感じになってしまったので、結局行かずじまいでした。
というわけで、今回が初見となります。
で、感想ですが、やっぱり????です。話の軸はとなるのは、アル中の母親と悩み深い息子の交流とでもいうようなよくある話で、そこに、こどもの担任教師が絡んでくるのはまあ、仕方なしとしましょう。しかし、タイトルともなっている、ペイ・フォワード(運動)なるものが、理解できません。そんなに仰々しくなるものなのでしょうか?
「人から親切を受けたら、別の人にも親切にしましょう」こんなことは子供の頃に親から教わることであり、親から教わる機会がなくとも小学校の道徳の時間には習うことのような気がします。それを実践するには、かなりの勇気を要することがあるのも確かですが、わざわざ大予算の映画に仕立てて高らかにうたうようなことなのか?謎です。ペイ・フォワードという考えや行為がすばらしいことであることは間違いありませんよ、もちろん。
番組が終わってからも少し考えてみましたが、やっぱり????です。
ケビン・スペイシーはもちろん、ハーレイ・オスメント君、ヘレン・ハントの主演3人は、比較的地味なお話の中でもさすがの存在感でしたが、突然ジョン・ボン・ジョビが現れたときには度肝を抜かれました。何やってんだか.....ここが一番のみどころかも。
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