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トラブル イン ハリウッド

 映画業界の内幕を描いたコメディ作品。
 原作は本物のハリウッドプロデューサーということでリアルに描かれているという触れ込みですが、登場人物やおきる事件はやっぱり冗談みたい。

 この作品でもすごいのはやっぱりデ・ニーロです。スクリーンに映る彼は、その昔アル・カポネやボクシング選手、タクシー運転手だった彼ではなく、すっかり軽薄なプロデューサーのベンであって、。デ・ニーロ本人すらそこにはいないのです。
 こんな境地に至った俳優は、そうはいないと思います。例えばトム・クルーズであれば、どんな役をやっても名演技をしてみせても、そこに写っているのはトム・クルーズだったりするわけです。

 鑑賞後軽いデジャヴに襲われたのですが、数日後に思い当たりました。「ゲット・ショーティ」です。「パルプ・フィクション」で復活を果たしたトラボルタ主演の業界コメディ。こちらもおすすめです。

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彼女の消えた浜辺

 旅行先で行方不明になった女性、エリを友人たちが捜し回るというストーリーです。

 大抵のひとは、鑑賞中ずっと「彼女に何が起きたか」「なぜ」といったところに関心を向けると思うのですが、そうしていると最後にどんでん返しにあってしまうでしょう。この映画において重要なことは別のところにあります。
 そこに気づくには、劇中における登場人物の会話と態度を注意深く観察しなくてはなりません。

 気の散りやすいDVDとかでなく、集中できる劇場で観るべき作品です。

 クレジットを見ていたらヴェネチアで銀熊賞を獲ったらしいですね。

ミックマック

 ジュネ監督の作品とはこれまで縁がありませんでした。「アメリ」は食わず嫌いだったし、「デリカテッセン」は、封切りで見逃してしまって、そのうちレンタルで...と思っていました。

 恵比寿でやってる先行公開で観てきました。

 面白かったです。画面は色合いがきれいで、バカバカしい脚本もいいセンスでまとめられ、戦争に対する皮肉も効いています。

 このバカバカしさは、昨日観た「Aチーム」にも見習って欲しい。

特攻野郎Aチーム

 オリジナルのTV版を見ていた世代としては、やはりチェックしておきたいと思って見に行きました。

 TV版のバカバカしさは継承していましたが、キャラクターはもちろん、ストーリーの持つ茶目っ気のようなものが不足して普通のアクション映画になってしまいました。 残念

トイレット

 「めがね」や「かもめ食堂」がダメな人もOKかもしれません。私は両方ともOKです。

瞳の奥の秘密

 アルゼンチン発のミステリ
 とても混んでいて、2列目の一番端の席という悪い条件で観ました。
 サスペンスとしてもエンターテインメントとしても期待以上の一級品です。

BECK

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