最後の数十分はかなり緊迫。
ラストの分かっている話はやはりキツイですね。
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吹石一恵さん、よく昭和の女性を演じていました。
序盤で現在の東京の映像が出てきてびっくりしましたが、そういう演出なのねとあとで分かります。
時計のネジを巻いて終わるラストも今の邦画の流行りとはいえ、余韻が残るいい感じです。
結末まで、インディペンデントならではのストーリーと展開。よくやり切ったという感じですね。
おバカっぷりが最高。デ・ニーロもほんとに楽しそう。
子供と動物にはだまされん!と構えてしまう悪い癖がありますが、もっと素直に見ればよかったと後悔。
外国の子役はなぜこんなに自然な演技ができるのか不思議。
80年代の雰囲気もいいですね。
思えば中村義洋監督の作品は結構観ていますが、最近は伊坂幸太郎原作ばかりの印象だったので新鮮でした。お勧め。ともさかりえさんのファンとしてもうれしい。
DJ Deckstream の新プロジェクト。
日本語のラップをフィーチャーしたのは彼の作品の中で今回が初めてのような気がしますが、やや違和感があります、でも楽しいことはかわりなし。
ICEKREAM SOUNDZ Vol.1
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レコード会社移籍後、新規一転というところでしょうか、20世紀風のファンクディスコとでもいうような音楽を聞かせてもらえるのも、今や彼らと久保田利伸さんくらいでしょう。
がんばって続けて欲しいです。
ロック・ダスト・ライト・スター
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ジョンレノンの、ビートルズ以前。
普通の青春映画としてもよく出来ています。
もっと小さい頃にジョンは母を亡くしていたと思っていたのですが、結構大きくなるまで健在だったのですね。
ビートルズ以降の人生も含めて考えると、なんとまあ波乱に満ちた人生でしょう。
ミミを演じたスコット・トーマスが圧巻!
クライムサスペンスと思って見始めたのですが、かなりスピリチュアルな話です。
サスペンスを期待して鑑賞すると肩透かしを食ってしまいますが、序盤からのエドワード・ノートン、デ・ニーロの会話のやりとりは流石に見ごたえがあります。
ミラ・ジョボビッチも、ビッチな女性を熱演しています、アリスよりもこっちの方がいいですね。
期待ていたのですが・・・残念
まるで昭和のテレビドラマを観ているよう。人物の描写は雑、心境の変化も唐突で理解しがたいところが多い。
伏線も見え見えでわかり易すぎ。
せっかくの永作さんがもったいないです。松坂さんは丁度いいかも。
神保町にある古書店「森崎書店」の周辺とそこに暮らす人々を丁寧に追いかけた良作。
鑑賞後の余韻も良し。
もっと多くの劇場で公開してもいいと思う作品です。
「めがね」「かもめ食堂」のキャスト、スタッフによる作品だそうですが、監督は荻上氏ではありません。
例によってなんにも事件らしい事件は起きず、登場人物がそれぞれゆったりまったりと暮らしているところをじっくり追いかけているだけですが、実際にこんな贅沢な時間の送りかたができるのは、実は奇跡的なことなのです。
日本人的ネバーランドを覗いてきた感じです。