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国民の映画

 4月30日神奈川芸術劇場 18:00の回

 以前の三谷作品にあったような、劇前半のスピード感や畳みかけるような展開など、キレの良さがやや身を潜めた感じ。登場人物のおおさもあると思うが、舞台上で手持ち無沙汰にしているキャラクターがいたりするのも、以前では考えられない事だったような気がする。以前の三谷作品のようなものをを期待していると、やや肩透かしを食う感じ。

 小日向さんもややお疲れのようでした。
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出崎統監督死去

 アニメ監督の出崎統さんが亡くなったそうです。
 現在につながる日本アニメの文法が創り上げられた時代から活躍されており、今日世界のサブカルチャーにおける日本アニメ人気の礎を作った方々の一人です。

 子供の頃、「あしたのジョー」とか夢中になって観た記憶があります。

 ご冥福をお祈りします。

シリアス・マン

 「トゥルー・グリット」よりも、コーエン兄弟らしい映画。救いのないように見えるラストも彼ららしい。

わたしを離さないで

 Bunkamura ル・シネマ

 初め、マーク・ロマネク監督ということで興味を持ち、彼の長編監督は初めてかと思っていたのですが、3作目だそうで、ちょっと驚きました。ミュージックビデオ監督としての印象が強かったのですが、ビデオ監督となる以前にも映画を撮影していたのですね。

 また、原作がカズオ・イシグロということを知って、また興味がわきました。彼の作品を読んだことはないのですが、日本の名前を持ったイギリスの作家ということで、以前から多少気になっていた人物です。パンフレットでそのいきさつもだいたいわかりました。

映像にこだわる人が多いミュージックビデオ出身監督の中でも、特にロマネクは映像派と言ってもいいのではないのでしょうか。画面に写った風景の多くが印象に残るものでした。これら画面を見るだけでも価値があるかも。

 主演のキャリー・マリガンは、特に美形という感じはしませんが、少しうつむいた雰囲気が好きです。キーラ・ナイトレイも本来主演級の女優なのでしょうが、あえて脇に回ったところも効果があったように思います。
 
 
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