平成27年劇場鑑賞28作目
TOHOシネマズ宇都宮
楽しみにしていた作品のひとつ。
さすがに期待通り面白かった。
哲学的な問いにかなりチャレンジングな解を示した。
この解に対して賛否は勿論、荒唐無稽というような批判もありそうだが、これはこれで良いのではないか。
日本では、少なくとも1990年代に攻殻機動隊などで似たような解をすでに示してしまっている。
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赤坂ブリッツ ブリッツも先代の仮設建物だった頃は洋楽アーティストを観に結構通ったが、当時は空前の洋楽ブームで、いろいろなアーティストがひっきりなしに来日していたところを手当たり次第に観に行っていたような気がする。 復活してからはとんと行っていない。あまり観たいと思うアーティストがいない。というところもあるか。 前回ブリッツに行ったのはは多分2009年のやはりmoumoonだったと思う。 数少なくなってしまった応援したいアーティストなので、ぜひ頑張って欲しい。 新アルバムのアナウンスもあったが、ほぼ年1作のペースでリリースしている。自然なペースならいいが、無理せずじっくり制作して欲しいとも思う。
平成27年度劇場鑑賞27作目 TOHOシネマズみゆき座 公開から半月ほど経っているが、マイケル・マン作品がこんなに小さな公開規模でいいのか? 世の中の男子はみんな大好きなマイケル・マンだが、今回もガッツリ骨太のリアル路線で見せてくれました。 コンピュータの利用や操作もリアルな感じで良かった。だいたい映画でのコンピュータ描写は、無意味に華やかなGUIや3Dグラフィックがやたらと現れて苦笑するしかないものも多い中、本作では見た目派手なマイティソーが地味に Whois とかやっているところが微笑ましかった。
平成27年26作目 TOHOシネマズ宇都宮 鑑賞前の情報が多すぎた。 プロミュージシャンから見ればいろいろ文句もつけたいだろうが、映画とはそんなもの。 プロボクサーから見ればロッキーもデタラメだろうが、傑作であることに違いはない。警察関係者にしてみれば、クライムサスペンスなど鼻で笑ってしまうようなものばかりだろうが、それでいいのだ。 ラストに2人は互いに何を感じ合ったのか。
平成27年劇場鑑賞24作目 TOHOシネマズ宇都宮 パトレイバーは前2作で完結したものと思っていたので今更何をと、確認しに劇場へ。 今回押井監督がなぜパトレイバーを持ち出したのかは、作品を観ただけでは理解できなかった。 劇場アニメーションの2作品、もう1作あるらしいが…は、観客は映画の中でシミュレーションの展開を体験をしていきながら、実際に起こりそうなこととフィクションの狭間でフラフラする気持ちよさを感じてゆく気持ちよさがあったが、今作ではどうもそれがない。 アクションにしても、昨今のハリウッド映画に慣れてしまった目にさらされれば、かなり厳しい。 中盤の銃撃戦と格闘は頑張っていたけど、昨日blu-rayで The RAIDを観て興奮してしまった私が悪かった。
平成27年23作目 宇都宮ヒカリ座 ついこの間観たいちばん優しい嘘にも出ていたケニアのカクマ難民キャンプがこちらでも登場していた。年代的にはこちらの方が現在に近いようだが、情勢は悪くなっているよう。心配。 ラストシーンがいろいろな意味で残酷。 取材対象にとってもは勿論、ビノッシュ演じる主人公にとっても、きびしい現実を突き付けられる。
平成27年劇場鑑賞22作目 宇都宮ヒカリ座 タイトルと宣伝・予告から、理性的で真新しい議論の展開を期待して鑑賞。 結果がっかり。 要はプロテスタントの啓蒙映画だった。 講義の中で行われている議論も実は全く議論になっていないし、話題も目新しいものは無い。 議論の決着のつけ方も、強引というか設定の後付けにすぎないバカバカしいもの。 特に後半の展開は、かなり気持ち悪いものだった。 作中ムスリムへの偏見を増長するような描写も酷い。 ラストにある人物が亡くなるが、これを目の当たりにした牧師と連れの宗教家と思しき人の反応が最悪、人の命をどう思っているのか。 観る価値がなかったといえばそうでもない。気持ちの悪いラストのコンサートシーンも、実際アメリカ中西部での布教活動があんな感じらしい。昔ながらの教会は廃れてしまって、メガチャーチという巨大なコンサートホールのようなところで賑やかに布教活動をすることが主流だそうで、その馬鹿げた雰囲気を垣間見れたことは価値があった。 世界中の宗教にあるはずの、歴史に裏付けられた荘厳さや畏怖の念というものはこの映画には皆無である。
平成27年劇場鑑賞21作目 シアターイメージフォーラム 鑑賞中の気持ちの悪さというのは、アクト・オブ・キリングに次ぐくらい。 鑑賞中に考え事を始めてしまいスクリーンからすっかり気がそれて、慌てて作品に戻るということを繰り返してしまった。
平成27年作目劇場鑑賞20作目 渋谷ル・シネマ 昨年ブルー・ジャスミンで、かなりキタと思ったが、今作はよく知る普通のウディ・アレンだった。 主演のコリン・ファースには毒を吐かせているが、映画自体から出てくる毒は余り無かったよう。 ここでもエマ・ストーン頑張ってます。1930年代風アメリカ娘を一生懸命明るく演じてますが、観るほうの先入観のせいか、21世紀感が滲んでしまっている。