酔うと化け物になる父がつらい
2020−56 UH
アルコール依存というものは、幸いにして身近にいなかったので、どうこう言える立場ではないが、エンターテインメントで取り扱うには難しい面があると思う。
依存者本人の問題と責任についての面と、家族や友人など周囲のそれ、もっと大きく社会的の責任など、どこに偏っても割り切れない。
本作では、最終的に、全てに甘く、丸く落ち着いてしまっているように見えて少し腑に落ちないところがあった。特に父親が最後には完全に許されてしまっているように見えるのはどうかと思う。
原作は読んでいないが、作者の菊池さんは当事者であるので、このへんのニュアンスがどう描かれているのか興味がある。恐らくは映画より納得性のあるものであろうと思うし、当事者の告白に対してどうこう言える立場では、私は当然ない。是非読んでみたい。
ぴあ映画生活
アルコール依存テーマの映画は色々あるが、
「酔いがさめたら、うちへ帰ろう。」
ぴあ映画生活
https://cinema.pia.co.jp/title/153429/
こちらは、漫画家 西原理恵子氏の元夫で、依存症の本人であった鴨志田譲氏の著作を映画化したもの。
雰囲気が今作と似たところもあり興味深い。
PMC ザ・バンカー
2020-55
劇場鑑賞
韓国製のアクションは、もはや間違いないものだが、本作も期待を裏切らない。
作中ずっと密室での銃撃戦が続くが、これ自体はそれほど珍しくない。舞台設定をちょっと先にすることで近未来的なガジェットを登場させるなど目新しい要素を取り入れて、退屈にさせない工夫をしてくれている。また状況もわかりやすくなっている。
また、主人公が前半のうちに、行動に重大な制約を受けてしまうのだが、これが本作に独特のスリルを与えている。
冒頭の会話は、それぞれのキャラクターを説明する場面になっているが、主人公はじめそれぞれのキャラクターがあまりにも古臭い感じで笑ってしまった。CIAの女性指揮官の状況説明もあまりにも都合がよく、「なんでそんな事まで知ってんだ」とツッコミを入れたくなってしまう点も多数あり。
しかし、そんなことはどうでもいいくらいに、密室内での銃撃戦が迫力あり、またお約束、敵同士からのブロマンスもぐっとくるものあり。
満足です。
ぴあ映画生活
UH
アイアンマン3
2020-53
昨日まで旧作上映として、アヴェンジャーズ、エイジ・オブ・ウルトロン、シビル・ウォーを上映していたが、今日からはなんと、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、ブラックパンサー、アイアンマン3の再上映がスタートした。この勢いでエンドゲームまでやってくれるのか?やるんでしたら付き合うぞ。
今日はアイアンマン3を鑑賞。これも公開当時見逃していたので、劇場では初鑑賞。
この作品はアヴェンジャーズのヒット後ということもあるのか、キャストもかなり贅沢な感じがする。名優ベン・キングスレーにあんな役をさせるなんて…
アイアンマン単独の作品はこれで終わりだが、エンドゲームでひとくぎりついたMCUを観終えた後に見返すと、トニー・スターク個人の物語は、やはりここで終わっていたのだということがわかる。
TU
水曜日が消えた
2020-54
あまり予備知識なく観てしまった。
中村倫也さんのプロモーションムービーですね。
中村倫也ファンには絶対おすすめ。彼の7変化が楽しめます。
それまでは、かなり焦らされますが、ファンにはそれもまたいいのかも。
ぴあ映画生活
https://cinema.pia.co.jp/title/183275/
TU
キャプテンアメリカ・シビル・ウォー
2020−52
MCUシリーズで、はじめて劇場で鑑賞した作品がこれ。
その後がっちりハマってしまったことを考えれば、もっと早くシリーズを劇場で見ておけばよかったと後悔したと思ったことを思い出した。
再び劇場で観ることができることになるとは思わなかったので、このCOVID19騒動下でいろいろ工夫してくれた劇場に感謝。
ぴあ映画生活
アヴェンジャーズシリーズのストーリーとしても重要な分岐点となる本作だが、なぜか「キャプテン・アメリカ」タイトルとなっている。ソーとハルクがいないので「アヴェンジャーズ」 は名乗らないということか?
ただ、直接ストーリー上の前作と言える「エイジ・オブ・ウルトロン」で合流したスカーレット・ウィッチとヴィジョン事実上のデビュー戦、ブラックパンサー、スパイダーマンの合流など、ストーリーの他にもその後のアヴェンジャーズシリーズへの影響を考えると「アヴェンジャーズ・シビルウォー」と位置付けられる要素もたくさんある。
とはいえ、終盤はロジャースとバッキーのブロマンス的な話に収歛していくので、「キャプテン・アメリカ」タイトルも納得できる。「キャプテン・アメリカ」「アヴェンジャーズ」両方のシリーズで重要な要素を持つ複雑な位置付けの作品と言える。
先に挙げた新メンバーも交え、入り乱れて乱闘するのは、ストーリー上はもちろん、画面上でも大混乱であるが、この辺を綺麗に編集して見せてくれているのはさすが。この作品でもスーパーヒーローのインフレーションが凄いと感心したが、その後の「インフィニティ・ウォー」以降を観たあとでは、この程度の乱闘はかわいく見えてしまう。
スーパーヒーローの超法規的活動に対する是非を問うというテーマも興味深い。観客としてはキャプテンロジャースチームにも感情移入してしまうが、もし現実にこんな奴らがいたら「刑務所行きだ!」と言うであろう自分もいて、観ながら登場人物と同じく葛藤してしまう。
TU
アベンジャーズ エイジ オブ ウルトロン
2020-51
TU
TU
劇場での初鑑賞。
MCUシリーズでは、スカーレット・ウィッチことワンダとヴィジョンが合流する。
ワンダ役のエリザベス・オルセンはこの作品で初めて知ったが、普通にしていても泣きそうな表情とか日本のオタク男子にモテそうでいいなあ。
カーレット・ウィッチとホークアイが共演するこちらの作品もオススメ!
ハードなサスペンス