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白い暴動

2020-84 UH
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37seconds

2020-83 UH
劇場鑑賞



 いいものというものは、どこがどういいのか説明したりしようとすると、野暮ったくなってしまう。

 物語が進むごとに、どんどん主人公のユマさんに感情移入していってしまう。もう、終盤の「もう怖くない?」というころでは、危うく号泣してしまうところでした。
 話の進め方が後半特に強引だったりとか、大東俊介さん演じる看護士さんがそこまでやるか!と親切すぎたりとか、少し気になるところもあったりしましたが、そんなことはもうどうでも良いくらい。

 もしかすると、この作品を観て例えば各登場人物のユマさんと初対面のときの反応に対して、違和感を覚える人がいるかもしれません。
 でも、この作品に触れた時に感じた違和感があったとすれば、それがまさにこの作品からのメッセージなのでは無いでしょうか?

  HIKARIさんという監督は、本作が商業長編映画デビューらしいですが、ウェブサイトによると今後はハリウッド方面でご活躍しそう。分かる気がする。

 ほんとは、良かったところを箇条書きにしておきたいところですが、野暮なのでここまで。
 


ジョン・デロリアン

2020-82 UH

アルプススタンドのはしのほう

2020-81 SH

劇場観賞

ぴあ映画生活

 評判を聞いて、ちょっと遠くまでお出かけして観てきました。

  元は高校演劇の全国大会最優秀作品とのことで、なるほどほぼ固定のシチュエーションで話が進んでいきます。
 舞台は、タイトル通り甲子園球場アルプススタンドの端っこです。全然甲子園に見えないよいう批評もありますが、そんなことどうでも良いのです。
 初出場(?)校の応援に動員されている生徒たちの中でも、こちらもまた学校生活の端っこにいる気分の面々が主人公、母校の1回戦5回から9回ゲームセットまでの間に起こる出来事と会話がほぼストーリーのすべてです。

 スタンドの端っこに座って、あまり試合の応援をする気のない端っこの生徒たちの会話で、徐々に彼らのの事情が明らかになっていきます。なぜ彼らが学校生活の端っこに追いやられた気分になってしまったのか、それぞれに事情があって、映画を見た人もそれぞれの誰かには共感したり感情移入してしまうのではないでしょうか。そのうち、真ん中の人も乱入してきて「こっちはこっちで大変なんだから!」と言ってきます。まあ確かに大変なんだろうな。 ただ、よくあるスクールカーストの対立という描き方ではなく、無理な決着をつけるわけでもないところには好感持てました。たぶん実際にそういうことの方が多いだろうから。

 この作品、試合の映像は最初から最後まで、1秒も映りません。試合の展開は演劇部の女の子の会話、「これアウトなの?」「1点取ったの?」というような具合で説明されていきます。たまに詳しそうな男の子がフォローをしますが、相手は甲子園の常連校らしく、どうやらかなりの劣勢で試合は進んで行きます。

 そうこうするうちに、ある場内アナウンスで劇中でも、映画を見ている観客も一気に盛り上がリます。そうだよねえ、君もずっと端っこの方で耐えてきたんだよねえ。私もこの瞬間、数年来観た映像作品の中でもおそらく最高にアガってしまいました。

 演劇である原作を見る機会はありませんでしたが、おそらくかなり忠実に演劇を再現していると思います。普通こういう作品を映画化するときは、色気出して試合映像なんか入れてみて大惨事を引き起こしてしまうケースが多そうですが、余計なことをしなかったところがクライマックスの大成功に結びついていたと思います。

 本作の城定秀夫監督という方は全く知らなかったのですが、検索してみたらピンク映画っぽいのからビデオシネマまで、本当に多作の方なのでびっくりしました。

君が世界のはじまり

2020-80 TU

劇場鑑賞


ライブ・リポート

2020-79 CR
 劇場観賞

 ぴあ映画生活
https://cinema.pia.co.jp/title/184945/

 新しいテクノロジーとサスペンスを融合しようという試みはそれぞれの時代で行われており、本作でもニュース動画配信サイトの記者が、謹慎を命じられた暴走警官の単独捜査に密着して一緒にはちゃめちゃしているところが動画配信されていくというシチュエーションで進んでいきます。


 ただ、制作されている方々の意図としては、このシチュエーションは映画を構成する仕掛けの一つに過ぎないようで、劇中の配信動画やそれにまつわる部分はあまりフィーチャーされていなようです。

 こういうことを徹底的にやった映画に「サーチ search」とうい作品があります。
 アマゾンプライムビデオで見ることができます。

 
 コレは徹底的にPC画面上でストーリーが進行していて、とても面白い作品でした。おすすめです。







ティーン・スピリット

2020-78 UH

劇場で鑑賞

ぴあ映画生活
https://cinema.pia.co.jp/title/183296/
 
 公開は年初でしたが、ウイルス騒ぎのため地方へ回ってくるタイミングが半年ほど遅れてしまいました。
 ティーンスピリットとは、劇中のオーディション番組なのですが、世代的にその言葉を聞いて思い出すのは、ニルヴァーナの名曲「Smells like tenn spirit」ですねえ。それと、その歌詞のネタとなったと言われる芳香剤?の「Teen spirit」です。この香りはまだ嗅いだことが無いので、あの歌詞の意味はまだわかりません。
「Nevermind」というアルバムに収録されています。このアルバも歴史的名作です。

 


 話は映画に戻りまして本作、サマリーなどを観たところ本作は「スタア誕生」が下敷きになっているのは間違いないのではないかと思いました。

 アマゾンプライムビデオで観られます。

 なんどもリメイクされていますが、それらの決定版とも言える作品が、つい先日公開されています。

  こちらもアマゾンプライムビデオで見ることができます。

 こんな決定版がある中で、どんなもができているのでしょうか。

 

 


この世界のさらにいくつもの片隅に

2020-77 UH

LORO

2020-76 UH

テルアビブ・オン・ファイア

2020-75 UH

劇場鑑賞

ぴあ映画生活
https://cinema.pia.co.jp/title/182533/

 日本版の予告編では、爆笑コメディのような宣伝をしていましたが、コメディ要素は水面下を、しかししっかり見える深さで漂っており、時々水面まで顔をだしたときにクスッと笑える。ような位置付けに見えました。
 でも日本の宣伝担当には本当に爆笑したのかもしれません。コメディのセンスというものは、人それぞれ違うもので、同じ地域で同じような環境で育ったとしても、ある人にとっては大爆笑のネタでも、隣の人にはそうでもなかったりして。
 まして国や民族が異なれば、その差は大きくなってしまうでしょう。もしかすると、アッシ司令官の「結婚させろー」は、現地の人の感覚では爆笑ものなのかもしれません。

 イスラエル・パレスチナを扱った映画は、多くが殺し合いや、それれに巻き込まれた市民の血なまぐさい悲劇を扱ったものですが、こういった呑気な雰囲気の風刺作品も良いのではないでしょうか。

Amazon primeで観ることができます

 
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