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夢幻紳士 人形地獄

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2001年宇宙の旅

茜色に焼かれる

くれなずめ

ブラックウィドウ

グッドバイ

UH



 福田麻由子さん主演、監督は 長編デビューの宮崎彩さん。


宮崎 彩監督

 奇しくも、昨日観賞した「海辺の金魚」小川沙良監督と同じく、本作の監督を務められた宮崎彩さんは、是枝宏和監督の門下生とのことでした。いわゆる「是枝組」のようなところで経験を積まれたのかなと思っていましたが、大学在学中に是枝監督の講座を受講して制作した2本の映画の1本とのこと。
 約70分という上映時間も納得です。


  こちらを参考にしました

   インタビュー https://tokion.jp/2021/04/26/aya-miyazaki-good-bye/


    Youtube



 ストーリーの中で起きているであろう重要な出来事を全部省いてその前後や周辺を丹念に描き、観客はいろんなことを妄想させられます。これも学生による自主制作の環境だからできたことでしょうか。

 印象的なラストシーンも含めて、一時期のダルデンヌ兄弟作品のような雰囲気も感じました。

 講座の内容や提供された環境は分かりませんが、何かすごいなあ。

 

福田麻由子

 私たちアラフィフ世代にとっては福田麻由子さんといえば、 2006年のTVドラマ「白夜行」の印象が強いのではないでしょうか。主人公のひとり「雪穂」の幼少期を演じた姿が鮮烈でした。この印象が強いのでしょうか、いつも危なっかしい雰囲気を感じてしまいます。

 本作でも、ごく普通の生活を送っているはずの主人公 さくら から、タダごとではない雰囲気を醸し出しています。

 先のインタビュー記事によれば、脚本は彼女に当て書きされていたようで、これも納得。



海辺の金魚

フィールズ・グッド・マン

UH

ゴジラVS.コング

TU

ぴあ映画生活
https://cinema.pia.co.jp/title/177553/

 予告編を見たときは少し心配していたが、完成品を観たらやはり心配していた方向に進んでいた。
 しかし、そっちの方向に想定外の振り切りをしていて、逆に思い切り楽しめる映画になっていた。

 「怪獣プロレス」

 ゴジラ前作でもその傾向はあったが、今作の振り切り方は気持ちよかった。
 コングも前作では、島の支配者としての威厳を残して終わっていたが、今作ではファーストシーンから今流行のモーニングルーティンを見せて、尻を掻いたり、最初から「前のコングとは違いますから」と宣言されている。

 場外の人間も、あれこれ動いてオモシロガジェットを繰り出したり、子供スパイごっこをしたりするが、まあどうでもいい。クライマックスに登場するアレのために働いているだけであって、一つ一つの行動やモノにいちいちツッコんでも仕方なない。親子の物語のようなものもあるが、お子様ランチのパセリくらいの飾りにもなっていない。製作側もあんまり気にしていないだろう。

 観る側も、数十億円かけた怪獣同士のドつき合い、殴り合いに全集中すればよい。そのほかのところは、やはり全力で許容。これでたのしめます。
 でもまあ、怪獣映画ってそもそもそういうものか。






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