37seconds
2020-83 UH
劇場鑑賞
いいものというものは、どこがどういいのか説明したりしようとすると、野暮ったくなってしまう。
物語が進むごとに、どんどん主人公のユマさんに感情移入していってしまう。もう、終盤の「もう怖くない?」というころでは、危うく号泣してしまうところでした。
話の進め方が後半特に強引だったりとか、大東俊介さん演じる看護士さんがそこまでやるか!と親切すぎたりとか、少し気になるところもあったりしましたが、そんなことはもうどうでも良いくらい。
もしかすると、この作品を観て例えば各登場人物のユマさんと初対面のときの反応に対して、違和感を覚える人がいるかもしれません。
でも、この作品に触れた時に感じた違和感があったとすれば、それがまさにこの作品からのメッセージなのでは無いでしょうか?
HIKARIさんという監督は、本作が商業長編映画デビューらしいですが、ウェブサイトによると今後はハリウッド方面でご活躍しそう。分かる気がする。
ほんとは、良かったところを箇条書きにしておきたいところですが、野暮なのでここまで。
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