TENET IMAX
2020~92
せっかくなのでちょっと遠出して、IMAXで鑑賞してきました。
ぴあ映画生活
覚悟していきましたが、ノーラン監督らしく、ややこしいミッションが次々やってくるお話でした。
前作「ダンケルク」では、珍しく直線的なストーリーでわかりやすく、ノーランにしてはかなりエモい演出もあったりして大好きな作品です。
ぴあ映画生活
amazon プライムビデオで観られます
Blu-rayはこちら
今作の方がノーランの本領に近いでしょうか。
ややこしいミッションと書きましたが、今作のミソは予告にあった通り「時間の逆行」にあります。
最初のうちは、今のシーンが逆行しているのか順行しているのかをしっかり把握しながら観る練習をするといいでしょう。前半に慣れていくと、中盤・後半に向けて「時間」の進み方がどんどん複雑になっていくので、序盤にしっかり慣れておかないとキツくなってしまうかもしれません。
もう一つ、画面上で何が起きているのか全くわからない場面が結構ありますが、後で謎解きされるので、そこはその場であまり追求しなくとも保留にしておけば問題ありません。ただ、違和感のある場面の画面はしっかり観察しておきましょう。「あまり考えないで」と序盤に登場する科学者が言いますが、これは観客に向けて言っているのですね。
考えすぎずに、でもしっかり観察する。これがこの作品の見かたのようです。
という私も鑑賞後にどうしても再確認しておきたいところや、途中取りこぼしやが結構ありました。もう一回見に行ってしまうかも。そもそも時間を行き来する物語に矛盾はつきもので、その解消は不可能なのですが、わかっていて確認したくなるのも、ノーランの手腕なのでしょう。
スポンサーサイト