アンダードッグ 前後編
2020−117 CR
ぴあ映画生活
評判を聞いて、もう少しで公開終了というところ滑り込みで観てきました。上映館が少し遠かったので電車賃も払ったりして結構出費な出費でしたが、何より前後編の2本立て、地けっ突だけでも4000円近い出費でした。
約5時間連続同時上映という、昔のロードショウ形式ってこんなだったかなを想像させる形式も、ちょっと勇気がいりました。
そういえば、今年は例のウイルス騒ぎで、映画館も新作公開のタマがない中、「ベン・ハー」や「アラビアのロレンス」などの名作を再上映してくれていました。そんなところでロードショウ形式をさわりだけでも体験できたのを思いだしました。
5時間という上映時間にちょっとビビりながら鑑賞始めたのですが、そこは信頼の足立紳 武正晴 印です。最高でした。2本立てにもしっかり意味がある。なくてはならない。
電車賃払って往復し、5時間かけて観た価値はありました。
はじめのうちは、登場人物の感じている停滞感を観客も一緒に体感して鬱々とさせられるのですが、物語が走り出すと一気にぶち上がって物語の終わり、前編では区切りまで上がりっぱなし。これが前後編の2回続くのですから最高です。
足立 武 組 では、同じボクシング映画の傑作「百円の恋」があります、こちらも後半に物語が走り始めてからの盛り上がりがすごいのですが、今作アンダードッグは、それに輪をかけてアガります。
安藤サクラさんがカッコいい、おすすめです。 今観ると、ちょっと違った意味で感慨深かったりしますね。
- 森山未來さんがカッコいい
- 北村匠海さんがカッコいい
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