まともじゃないのは君も一緒
2021-33 TU
ぴあ映画生活
事前にはまったくノーマークだったのですが、予告編を見てちょっと気になったので劇場鑑賞してきました。
予告編の映像の雰囲気も良かったのですが、予想通り面白かった。
これまで数学にしか興味がなく世間のことをほとんど知らない予備校教師が、「普通」を勉強するために教え子の耳年増女子高生に教えを乞う。それを引き受ける彼女だが、ある企みもあって…
ストーリーはコメディタッチで進みます、「普通」を目指した二人がドタバタの挙句出した結論は、よくあるといえばそれまでですが、納得できるし爽やかな後味も残る良作だったと思います。
主演は成田凌さんと清原果耶さん。
成田凌
成田凌さんといえば、わたしの中でななんと言っても「愛がなんだ」
イケメンでやな感じ、とういうかかなり最低の男であるものの、一方ではうまくいかない片思いに悩むバカっぷりもある複雑な役を演じていたのがとても印象に残っていました。
清原果耶
一方の清原果耶さんの名前を意識したのは、朝ドラ「なつぞら」で広瀬すずさん演じる主人公の妹役でした。10代から30代くらいまで演じてましたが、ちゃんとそう見えてました。
最近では、アニメ版「ジョゼと虎と魚たち」で、主人公ジョゼの声を当てていましたが、本職の声優さんにも負けないのでは?というくらいに熱演されています。
ぴあ映画生活 ジョゼと虎と魚たち
なつぞらを見た印象では、物静かな印象の役柄でしたが、本作では「酔っぱらいの真似をしながらやさぐれる女子高生を演じる」という難しい?演技をされたり、ジョゼでもエキセントリックな役をやり切ったり、と結構振り幅の広い女優さんと感じました。今後も注目していきたいと思います。
小泉孝太郎さんと泉里香さん
本作で、セレブだけどなにかダメな婚約者同志を演じられたお二人も、印象に残りました。
小泉さんは胡散臭い実業家、泉さんは、胡散臭さに気付きながらもついていく婚約者を好演されています。
特に泉里香さんは、以前よりちょうどいい感じの「濃さ」が好きでした、本業はモデルさんかと思いますが、映画にもたくさん出演してほしいです。
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