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maps to the stars

新宿武蔵野館

デビッド・クローネンバーグ

ジュリアン・ムーア
ミア・ワシコウスカ

邦題がなぜマップは単数でスターズが複数形なのか、ひどくつまらないことがすごく気になってずっと引きずってしまったが、作品自体はすごく良かった。

クローネンバーグだけに、何かしらとんでもないことが起きることを期待しつつ観ているのだが、終盤ギリギリまで引っ張ってから事件が起きる。それまで緊張感が保たれているところもすごい。強力なバネを90分かけてキリキリと圧縮しているような感覚 。
終盤、崖っぷちでギリギリ保たれていた人間関係がちょっと危うくなって、アレ?と思う間もなく一気に爆発してしまう。ある意味爽快ですらある。

ジュリアン・ムーアはもはや信頼のブランドになっている。お歳をめしてからも相変わらずやらしくて、作品選びもいい。
ミア・ワシコウスカもこういう危ない役が板についてしまっている。いつも「この娘誰だっけ」となってしまう地味なルックスだけれど、登場の瞬間からアブナイものがビンビン出ている。

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